建築家ピエール・シャローとガラスの家

    パナソニック汐留美術館 | 東京都

    ポンピドゥー・センターのパリ国立近代美術館・産業創造センター(MNAM-CCI)は、世界で最も優れた近現代美術のコレクションを所蔵しており、1992年に加わった建築とデザイン部門もその充実した内容で高く評価されてきました。 本展はパリのポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て、1920-1930年代のパリを舞台に、家具とインテリアと建築の3つの分野で比類のない造形を生み出したピエール・シャロー(1883-1950)を紹介する展覧会です。 今日、パリのシックなモードの発信地である、サン=ジェルマン大通りに交差するサン=ギョーム通りに建つ、一軒のアパルトマン――18世紀のたたずまいを残した門をくぐると、古い建物の3階部分はそのままに、既存の低層階をすっぽりとくり抜いた空間に「ガラスの家」が燦然と輝いています。ピエール・シャローがオランダ人建築家ベルナルド・ベイフット、金属職人ルイ・ダルベらの協力を得て、近代建築の黎明期に完成させた住宅作品の傑作です。ガラスブロックによるファサードの内側には、近代的な工業部品に巧みな発想をかけ合わせて生まれた驚くべき仕掛けの数々と、優美な家具が織り成す濃密な空間が秘められています。同時代の建築家や芸術家たちをも魅了したシャローのこの代表作に関する図面、写真、映像などを中心に、家具や照明器具、建築模型、デザイン画、当時の出版物といった貴重な資料を展示し、アール・デコ時代の最も革新的な建築家ピエール・シャローを紹介する、日本初の展覧会です。
    会期
    2014年7月26日(土)〜10月13日(月)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般:800円 大学生:600円 中・高校生:200円 小学生以下:無料
    65歳以上の方:700円 (年齢のわかるものをご提示ください)
    20名以上の団体:各100円引(65歳以上の方は除く)
    障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで:無料
    休館日 水曜日休館 夏期休館(8/11~15)
    公式サイト http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/140726/
    会場
    パナソニック汐留美術館
    住所
    〒105-8301 東京都港区東新橋1-5-1  パナソニック東京汐留ビル4階
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    建築家ピエール・シャローとガラスの家のレポート
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    デザイナー・建築家、そして発明家
    フランスで活躍したアールデコ期のデザイナーで建築家のピエール・シャローをご存知の方は少ないのではないでしょうか。シャローの活動を紹介する日本で初めての本格的な展覧会が、パナソニック 汐留ミュージアムで開催中です。
    会場
    会期
    2014年7月26日(土)~10月13日(月)
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