公益財団法人瀬戸市文化振興財団企画展

    古瀬戸後期の様相-古瀬戸系施釉陶器窯の成立と展開-

    瀬戸蔵ミュージアム | 愛知県

    公益財団法人瀬戸市文化振興財団では、平成24年度から当時我国唯一の施釉陶器であった「古瀬戸」を主題として、中世瀬戸窯を中心とする展覧会を開催しております。 初年度は、「古瀬戸」の誕生に至る平安時代末期から鎌倉時代初期の様相を、周辺窯業地を含めて概観しました。平成25年度は、「古瀬戸」がまさに花開くともいうべき中期の様相を、生産地と消費地との両面から紹介しました。本年度は、室町時代前半代に碗・皿・盤類などの日用品が量産された「古瀬戸後期」に焦点をあててまいります。 古瀬戸後期になると、瀬戸市東部において比較的安定した生産が行われた段階から、東濃窯・藤岡窯・志戸呂窯への生産者集団の移動という直接的な技術伝播による「古瀬戸系施釉陶器窯」の成立へ、という大きな変化があり、瀬戸窯に生産の空白期が生まれています。このような変化とともに製作技術や施釉技術の進歩を背景として、新たな生産体制の萌芽ともいうべき事象も現れてきます。 本展覧会では、各地の「古瀬戸系施釉陶器窯」と当該期の瀬戸窯を展示することにより、各窯業地における生産状況とその特質を紹介してまいります。 紹介する遺跡:音玄(おとげ)窯等の瀬戸窯、五釜(ごがま)窯等の藤岡窯、下石(おろし)西山窯等の美濃窯、三ツ沢窯等の志戸呂窯 紹介する資料:根来形瓶子、梅瓶、天目茶碗、平碗、擂鉢など191点
    会期
    2015年1月24日(土)〜4月5日(日)
    会期終了
    開館時間
    9時~18時(入館17時30分まで)

    【4月1日(水)からの開館時間】
    9:00~17:00(最終入館時間は16:30)
    料金
    一般:500円 
    65歳以上・高校生・大学生:300円
    中学生以下・妊婦・障害者手帳をお持ちの方:無料
    年間パスポート:一般 1500円、65歳以上・高校生・大学生 900円
    休館日 1月26日(月)、2月23日(月)、3月23日(月)
    公式サイト http://www.seto-cul.jp/information/index.php?s=1421647348
    会場
    瀬戸蔵ミュージアム
    住所
    〒489-0813 愛知県瀬戸市蔵所町1-1
    0561-97-1190
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