岡崎和郎 Who's Who−見立ての手法

    千葉市美術館 | 千葉県

     岡崎和郎(1930-)は、身の回りのものをモチーフとした、楽しく軽快なオブジェで知られています。1960年代より、「御物補遺」という言葉を制作指針として掲げ、「西洋では見落とされてきた物の見方を、東洋の見地から補足するようなオブジェ」を制作してきました。電球や人形など身近にあるものの内側を型に取ったり、偶然できた形に別なイメージを投影させるなど、岡崎のオブジェは、通常の視点から外れた時に現れる物の思いがけない姿を示してくれます。  岡崎和郎の「Who’s Who(人名録)」シリーズは、アーティストをはじめとするさまざまな人物(やその作品)から着想を得て制作された一群のオブジェです。60年代初期から現在にいたるまで作られ続けており、まさにこの作家のライフワークともいうべきシリーズになりました。本展はこのシリーズの紹介を通して、半世紀を超える岡崎の仕事を概観します。 さらに「Who’s Who」にとりあげられた面々 ――ヨーゼフ・ボイス、ブランクーシ、ジョン・ケージ、チャーチル英元首相、コーネル、デュシャン、ジャコメッティ、樋口一葉、アングル、磯崎新、ジャスパー・ジョーンズ、葛飾北斎、河原温、宮本武蔵、マン・レイ、ウィリアム・テル、仙厓ら―― の作品や資料をならべて展示することで、古今東西の人物たちと岡崎の世界観が巡り会い語り合う場をつくりだします。
    会期
    2016年9月7日(水)〜10月30日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前10時-午後6時 (入場は午後5時30分まで)
    金曜日・土曜日は午後8時まで (入場は午後7時30分まで)
    料金
    一般   700円(500円)
    大学生  500円(350円)
    小・中学生、高校生無料
    同時開催「小川信治−あなた以外の世界のすべて」 とのセット観覧料
    一般 1000円  大学生700円

    ※( )内は前売券、団体20名以上、市内在住65歳以上の方の料金
    ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
    休館日 9月26日(月)、10月3日(月)
    公式サイト http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2016/0907/0907.html
    会場
    千葉市美術館
    住所
    〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
    043-221-2311
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