玉村町の学校のはじまり嚮義堂 ー 小藩の一村からほとばしる学びへの情熱 ー

    玉村町歴史資料館 | 群馬県

    江戸時代後期の文化5年(1808)11月、上樋越村に「義に嚮(むか)う」の意味を持つ嚮義堂といわれる郷校(ごうこう)(庶民の学校)が設立されました。 嚮義堂は上樋越村名主設楽庄右衛門、組頭八木平右衛門、組頭八木丈右衛門ら14人が発起人、世話人となり、子どもたちの学ぶ場所の建設を伊勢崎藩に陳情し、その願いが聞き入れられたことによって建てられました。 約16坪の建物で、敷地面積は約37坪でした。 樋越原村(玉村町樋越)の浦野神村(しんそん)ら伊勢崎藩の儒臣が教授にあたりました。明治5年(1872)小学校の設立により、その役割を終えますが、青年・成人教育機関として、大正時代まで使用されました。 現在の建物は明治以降の建物ですが、「學(学)」の字の鬼瓦があがっており、郷校の精神を受け継ぐものです。 敷地内には、郷校の記念碑も残されており、地域の貴重な文化財でありシンボルとして地域の人々に守られてきました。 嚮義堂設立から210年、明治150年の今年、江戸から明治にかけて、小藩の一村が取り組んだ庶民教育の歴史を物語る嚮義堂を町内外に広く紹介し、現在でも玉村町樋越の一角にひっそりとたたずむ貴重な文化財を知っていただく機会となるよう企画いたしました。
    会期
    2018年10月4日(木)〜12月22日(土)
    会期終了
    開館時間
    10:00~16:00
    料金
    無料
    休館日 月曜日,11月3日(土曜日),11月23日(金曜日)
    公式サイト http://www.town.tamamura.lg.jp/site/siryoukan/
    会場
    玉村町歴史資料館
    住所
    〒370-1105 群馬県玉村町福島325 玉村町文化センター内
    0270-30-6180
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