江戸の奇譚・怪談

あやしきものども

もりおか歴史文化館 | 岩手県

「あやし」とは、不思議なことや神秘的なこと、変なことや見慣れない様子、異常な様子などをあらわす言葉で、「怪し」または「奇し」と書きます。昔ばなし「かぐや姫」として広く知られる、かな文学の祖『竹取物語』の冒頭、竹取の翁がかぐや姫を発見するシーンには「もと光る竹なむ、一筋ありける。あやしがりて、よりてみるに、筒の中光たり、それを見れば、三寸ばかりなる人、いと美しうていたり」とあります。ここでいう「あやし」は、竹が光るという異常な、ともすれば恐ろしげですらある事態を示すと同時に、竹から世にも美しい姫君が誕生するという神秘的な出来事を予兆するものでもあります。善悪や美醜とは無関係に、「不思議なこと・異常なこと」を示す「あやし」という言葉の意味を端的に感じ取れる一文です。 「あやし」い出来事や存在は、『竹取物語』のような文学作品だけでなく、様々な形で記録された歴史史料や、絵画作品の中にも登場します。たとえば盛岡城内で琴を弾く姫君に襲いかかる巨大なネコ、盛岡城下で起こった大洪水の際にその波頭に白い髭をはやした老人が立っていたという話。そして絵巻物「水虎之図」にまとめられた全国各地の河童の目撃情報など、盛岡藩の資料にも数多くの「あやし」い出来事が記されています。 本展では、これらの「あやし」い存在や出来事、すなわち「あやしきものども」が記録された資料をとおし、それら「あやしきものども」が江戸時代の人々の目にどのように映り、語られてきたかを改めて見つめ直します。
会期
20197月19日(金)~2019年9月16日(月・祝)
会期終了
開館時間
4月~10月:午前9時~午後7時
(2階展示室への入場は午後6時30分まで)
11月~3月:午前9時~午後6時
(2階展示室への入場は午後5時30分まで)
料金
一般 300(240)円 / 高校生 200(160)円 / 小中学生 100(80)円

※( )内な20名以上の団体料金
※盛岡市内在住で65歳以上の方は無料
※小・中学生のうち、盛岡市内在住または就学の方は無料
休館日
8月20日(火)
公式サイトhttp://www.morireki.jp/plan/3261/
会場
もりおか歴史文化館
住所
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1番50号
019-681-2100
あやしきものども
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