若き縄文アーティストの鬼才が遺した仕事と夢

    村上原野追悼~渦巻く翅(つばさ)のヴィーナス展

    猪風来美術館(新見市法曽陶芸館) | 岡山県

    縄文造形家・村上原野は1987年北海道生まれ。2020年猪風来美術館で本格的に縄文修行に入る。縄文土器・土偶の徹底的な模写を通して体得した縄文の心と技を基盤としてやがて独自のニュー縄文造形を創出。その作品は大自然と大地から湧き立つ豊饒なる精気・霊気をおおらかに表象した生命のドラマを感じさせるもので、緻密で重層的に渦巻く文様表現の創造性は他の追随を許さない。近年多ジャンルの若手縄文アーティストらと『ARTs of JOMON』展を国内外で展開、2019年には米国ボルダー市“縄文の祭典”で北米初の縄文野焼きを実現。その技量と根源力が高い評価を受け、自身でも意欲的に活動を展開していた矢先でもあった。2月16日未明、作品制作中に手に竹べらを持ったまま32歳の若さで突然逝ってしまった彼の完成直前の絶作「渦巻く翅のヴィーナス」は、両腕の途中から翅のように変容していくスパイラル文様が大地と繋がりそしてまさに未来へ羽ばたく姿。彼の魂のこもる、縄文の新時代を代表する名作が出来上がっていたのです。彼の最後の渾身の作品を中心に、彼が10年間に成した数々の作品、その濃密な創作の過程を網羅し展示いたします。
    会期
    2020年9月1日(火)〜12月26日(土)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00
    料金
    一般400円/高校生200円/中学生以下無料
    休館日 月曜日(祝日の場合は翌平日)(冬期12~2月は月・火曜日)
    観覧時間の目安 60分
    公式サイト http://www.ifurai.jp/
    会場
    猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
    住所
    〒719-2552 岡山県新見市法曽609
    0867-75-2444
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