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    現代書壇を代表する5人の作品 ― 東京都美術館で「読み、味わう現代の書」
    (掲載日時:2020年11月18日)

    東京都美術館「読み、味わう現代の書」会場 (左手前)中野北溟《天地創造》2014年 作家蔵
    東京都美術館「読み、味わう現代の書」会場 (左手前)中野北溟《天地創造》2014年 作家蔵

    書の公募展でかなや近代詩文書を発表し、現代の書壇を代表する作家を紹介する展覧会が、東京都美術館で開催されている。

    展覧会は、公募展を数多く開催している同館が2017年から始めた「上野アーティストプロジェクト」の第4弾。

    展覧会には、榎倉香邨(日本書芸院)、岡 美知子(現日会)、中野北溟(創玄書道会)という、現代の書道界を代表する作家のほか、書の分野で女性初の文化功労者になり、昨年死去した小山やす子(日本書道美術院)、書壇を離れて活躍し2018年に死去した村上翠亭という、計5名の作品を紹介。

    鍛えられた線による選び抜かれた言葉の作品、計32点が並ぶ。

    「上野アーティストプロジェクト2020 読み、味わう現代の書」は東京都美術館ギャラリーA・Cで2020年11月18日(水)~2021年1月7日(木)に開催。観覧料は一般 500円など。

    連動企画としてギャラリーBでは、館蔵品から金子鷗亭による近代詩文書、安東聖空や日比野五鳳らのかなの作品を紹介する「読み、味わう昭和の書」展も開催されている。

    (左から)中野北溟《空へ(源鬼彦)》2018年 作家蔵 / 中野北溟《はれやか》2020年 個人蔵
    (左から)中野北溟《空へ(源鬼彦)》2018年 作家蔵 / 中野北溟《はれやか》2020年 個人蔵

    村上翠亭《ガラス戸》1967年 大東文化大学蔵
    村上翠亭《ガラス戸》1967年 大東文化大学蔵

    岡 美知子《大伴旅人の歌(万葉集)》2020年 作家蔵
    岡 美知子《大伴旅人の歌(万葉集)》2020年 作家蔵

    小山やす子《三十六人家集屏風》2003年 成田山書道美術館蔵
    小山やす子《三十六人家集屏風》2003年 成田山書道美術館蔵

    榎倉香邨《旅》2012年 帝京大学書道研究所蔵
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