
資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場 石内都氏
伝統を継承しつつも新しい文化を取り入れながら発展した銀座を題材に、石内都が撮影した作品を紹介する展覧会が東京ではじまる。
石内都は、1947年群馬県桐生市生まれ。1962年、15歳で初めて銀座を訪ねて以来、映画鑑賞や美大時代には画材の購入のため、しばしば銀座を訪問。
その後も写真家としての最初の個展を開催するなど、石内にとって銀座は縁が深い街といえる。
展覧会では、資生堂の企業文化誌『花椿』のウェブ版『ウェブ花椿』内での連載「銀座バラード」(2022年6月から2023年5月まで)のために、石内が撮り下ろした写真を中心に紹介。
「銀座バラード」は石内の写真と森岡督行による文章で構成。石内の写真は、レコードや戦時中に製造・販売されていた絵具など石内の記憶に結びつくものや、資生堂の初めての本格的な香水「香水 花椿」や銀座の文化を作ってきた店を象徴する品々を写している。
そのほか、未発表作品も含む約30点のオリジナルプリントも紹介する。
「石内都 初めての東京は銀座だった」は2024年8月29日(火)~10月15日(日)、資生堂ギャラリーで開催。料金は無料。

資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場

資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場

資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場

資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場

資生堂ギャラリー「石内都 初めての東京は銀座だった」会場