
東京国立博物館 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」会場
平安時代前期に成立し、さまざまな変化を遂げながら連綿と描き継がれてきた「やまと絵」を紹介する大規模な展覧会が東京ではじまる。
やまと絵は、中国に由来する唐絵や漢画といった外来美術の理念や技法との交渉を繰り返しながら、独自のスタイルとして発展。
四季の移ろい、月ごとの行事、花鳥・山水やさまざまな物語など、あらゆるテーマが描かれてきた。
展覧会では、日本絵巻史上最高傑作として名高い「四大絵巻」(源氏物語絵巻、信貴山縁起絵巻、伴大納言絵巻、鳥獣戯画)が30年ぶりに集結。
「神護寺三像」(伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能像)、「三大装飾経」(久能寺経、平家納経、慈光寺経)など平安時代から室町時代の優品、約240件が紹介される。
特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」は、東京国立博物館 平成館で2023年10月11日(水)~12月3日(日)に開催。土・日・祝日のみ事前予約制(日時指定)。

東京国立博物館 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」会場

東京国立博物館 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」会場

東京国立博物館 特別展「やまと絵 -受け継がれる王朝の美-」会場

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