
上野の森美術館「モネ 連作の情景」会場より ナビゲーターの芳根京子さん
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)の作品だけを展示する「100%モネ」の展覧会が、東京ではじまる。
モネはパリ生まれ。18歳頃から戸外で風景画を描き始め、1874年に第1回印象派展を仲間とともに開催。フランスを代表する画家として国内外で名声を築き、晩年は眼を患いながら〈睡蓮〉の連作を描き続けた。
印象派の誕生から150年という節目に開催される本展覧会では、海外30館以上を含む国内外40館以上から、モネの代表作60点以上が一堂に集結。
モネの代名詞として日本でも広く親しまれている〈積みわら〉〈睡蓮〉などをモチーフにした「連作」に焦点を当てながら、5章構成で画家の生涯を辿る。
日本初公開となる人物画の大作《昼食》を中心に、印象派以前の作品も展示する。
展覧会のオープニングイベントには、俳優の芳根京子さんが来場。「モネが100%の空間は、空気が澄んでフランスの空気を感じている様。実際の絵を見ることは本当に楽しいと思います。近づいたり離れたり、自分が見たい角度で楽しんでいただきたい」と展覧会をPRした。
「モネ 連作の情景」は、上野の森美術館で2023年10月20日(金)~2024年1月28日(日)に開催。観覧料は当日券が一般 平日 2,800円、土日・祝日 3,000円など。オンラインによる日時指定予約推奨。
東京展の後に、大阪に巡回する(大阪中之島美術館 2024年2月10日~5月6日)。
→ 「モネ 連作の情景」のチケットはこちら

上野の森美術館「モネ 連作の情景」会場

上野の森美術館「モネ 連作の情景」会場

上野の森美術館「モネ 連作の情景」会場

上野の森美術館「モネ 連作の情景」会場