根津美術館 特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」会場
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尾形光琳(1658~1716)が描いた国宝《燕子花図屏風》を展示する、毎年恒例の展覧会が根津美術館ではじまる。
江戸時代中期、豊かな装飾性やデザイン性をもつ琳派の画家として活躍した光琳は、屛風や蒔絵のほか、団扇などの小品の制作や絵付けなど多岐にわたる作品を制作。
光琳が44~45歳の頃に描いた《燕子花図屏風》は、群青に厚く塗られた花や緑青を刷いた葉などを幾何学的なレイアウト。絵画とデザインの境界線上に位置する作品といえる。
展覧会では、毎年、この季節のみしか展示されない《燕子花図屏風》を中心に、近世の作品をとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめなおしていく。
特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」は2024年4月13日(土)~5月12日(日)、根津美術館で開催。
入場料はオンライン日時指定予約で一般 1,500円など。

根津美術館 特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」会場

根津美術館 特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」会場
根津美術館 特別展「国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術」会場
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