
2015年11月4日(水)、東京・渋谷区の山種美術館で「村上華岳 ─ 京都画壇の画家たち」のプレス向け内覧会が開催された。
大正から昭和にかけて京画壇で活躍した日本画家、村上華岳(むらかみかがく:1888-1939)が1920年に描いた作品で、山種美術館が所蔵する《裸婦図》が重要文化財に指定されたことを記念し、その画業を振り返る企画。
華岳の作品は他館所蔵品を含めて19点が出展。《裸婦図》は下図も並んで展示されており、制作の過程も確認できる(《裸婦図》と下図が同時に出展されるのは16年ぶり)。
同時に、美工・絵専時代の師である竹内栖鳳や、同窓生の麦僊や竹喬、国画創作協会でともに活動した岡本神草や甲斐庄楠音らの作品も展示。竹内栖鳳による重要文化財《班猫》も出品されており、師弟の重要文化財作品がともに展示される事となる。
「村上華岳 ─ 京都画壇の画家たち」は山種美術館で2015年12月23日(水・祝)まで開催。観覧料は一般 1,200円、大高生 900円、中学生以下は無料。
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