
2018年10月22日(月)、東京・文京区の国立近現代建築資料館で、「明治期における官立高等教育施設の群像」のプレス向け展示説明会が開催された。
明治期の日本における、いわゆる旧制の大学と、それ以外の専門学校や高等学校など、さまざまな高等教育機関の実像を、建築資料で紹介する企画展。
日本の高等教育は、明治維新後の「大学校」構想で、本校・東校・南校が制定。後に開成学校・医学校・工部大学校・法学校などが設けられた。
明治19(1886)年には「中学校令」で高等中学校(後身は旧制高等学校)が誕生。同年の「帝国大学令」で、東京帝国大学・京都帝国大学などが整備された。
展覧会では各機関の施設(教室、講堂、寄宿舎、図書館など)を、図面・写真・模型・建築部材など約200点で紹介。資料の所蔵元は44箇所にのぼった。
国立近現代建築資料館は2013年に開館。本展は明治150年記念展であるとともに、開館5周年の記念企画でもある。
「明治期における官立高等教育施設の群像」は、2018年10月23日(火)~2019年2月11日(月)、国立近現代建築資料館で開催。入館無料(平日以外は都立旧岩崎邸庭園と同時観覧のため、入園料(一般400円)が必要)。
発信:
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国立近現代建築資料館 公式サイト