薩摩の誇る、日本初の洋式軍艦「昇平丸」
常設展示のコーナー。貴重な資料もたくさん
「たか&とし」のカレンダー |
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維新一新!リニューアル
1994年にオープンした鹿児島市維新ふるさと館。幕末の薩摩と明治維新をテーマに、実物資料はもとより、映像や体験装置なども用いて、誰にでも分かりやすく解説したミュージアムです。
場所は、JR鹿児島中央駅から徒歩8分という好立地。では早速、館内をご紹介しましょう。
館内は2フロア構成で、1階の「ゆくさおさいじゃした通り」からスタート。標準語に直すと「ようこそいらっしゃいました通り」になります。
明治維新150年にあわせて、2018年1月にリニューアルされたのが「郷中教育ゾーン」。郷中(ごじゅう)教育とは、薩摩藩で地域(郷)ごとに行われていた青少年教育のことです。インタラクティブな映像による川遊びや武者カルタ、西郷との力比べ(押し相撲)などが導入されました。
他にも、薩摩の偉人・英雄を紹介するコーナーや、華麗な装束や調度品が並ぶ篤姫(天璋院)コーナーなど、鹿児島の歴史を網羅的に紹介。平易な解説には「堅苦しい勉強の施設ではなく、まずは楽しく維新の情熱を感じて欲しい」(的場館長)という想いが込められています。
ミュージアムキャラクターアワード2017を制した「たか&とし」は、もちろん西郷と大久保がモデル。館内各所や公式サイト、情報誌「ISHIN」などに登場しているだけでなく、入口脇のミュージアムショップではグッズも売っています。来館記念に、ぜひどうぞ! |