FROM OSAKA ~百貨店美術部モノガタリ~

    高島屋史料館 | 大阪府

    現在、日本の多くの百貨店には美術画廊があります。そこでは週替わりで、美術品の展覧会が開催されていて、展示作品を気に入れば誰でも購入することができます。“買える美術館”といわれる所以です。担当するのは百貨店の美術部門。その歴史は、1907(明治40)年、三越呉服店が大阪店に「新美術部」を創設したことにはじまります。続いて1911(同44)年、高島屋呉服店が、やはり大阪店に「美術部」を創設しました。その後、同業他店でも美術展が開かれるようになり、美術部が創設されましたが、“百貨店美術部の両雄”として知られたのは、三越と高島屋の両美術部でした。 本展は、ともに大阪の地から誕生した三越と高島屋の美術部の成り立ちと活動をひも解きながら、「大阪」をキーワードに集めた作品を展観するものです。近代日本において百貨店美術部が果たしてきた役割を見つめ直し、その過去・現在・未来についても考えます。 ※本展は会期をⅠ部・Ⅱ部に分け、展示作品を入れ替えて構成します。 主な展示作品 ・島成園《お客様》制作年未詳:Ⅰ部 ・鍋井克之《熊野詣》1962年:Ⅰ部 ・伊藤岳《高島屋大阪店》1947年:Ⅰ部 ・元永定正《いろもかたちもいろいろは》1990年:Ⅰ部 ・北野恒富《婦人図》1929年:Ⅱ部 ・森村泰昌《北野恒富・考/壱》2011年:Ⅱ部 ・山本太郎《七夕ラプンツェル》2018年:Ⅱ部 ・木村光佑《大阪の詩》1965年:Ⅱ部 ・高波壮太郎《大阪の街》2010年:Ⅰ・Ⅱ部展示 ほか
    会期
    2023年3月4日(土)〜7月3日(月)
    会期終了
    開館時間
    10:00-17:00(入館は16:30まで)
    料金
    無料
    休館日 火・水曜日 ※5月11日(木)-5月19日(金)は展示替のため休館
    観覧時間の目安 ~60分
    公式サイト https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/
    会場
    高島屋史料館
    住所
    〒556-0005 大阪府大阪市浪速区日本橋3-5-25
    06-6632-9102
    おすすめレポート
    学芸員募集
    (公財)サントリー芸術財団 サントリー美術館 職員(運営担当)募集 [サントリー美術館]
    東京都
    読売新聞東京本社事業局 中途採用者募集! [読売新聞東京本社(大手町)]
    東京都
    大阪府立博物館 学芸員募集(考古・古代史) [大阪府立近つ飛鳥博物館 又は 大阪府立弥生文化博物館]
    大阪府
    【公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集 [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
    東京都
    丸沼芸術の森 運営スタッフ募集中! [丸沼芸術の森]
    埼玉県
    展覧会ランキング
    1
    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都
    宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO
    開催中[あと58日]
    2024年4月11日(木)〜6月16日(日)
    2
    東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリー アーモ) | 東京都
    逆境回顧録 大カイジ展
    開催中[あと23日]
    2024年3月16日(土)〜5月12日(日)
    3
    大阪中之島美術館 | 大阪府
    没後50年 福田平八郎展
    開催中[あと17日]
    2024年3月9日(土)〜5月6日(月)
    4
    SOMPO美術館 | 東京都
    北欧の神秘 ― ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画
    開催中[あと51日]
    2024年3月23日(土)〜6月9日(日)
    5
    東北歴史博物館 | 宮城県
    世界遺産 大シルクロード展
    開催中[あと51日]
    2024年4月9日(火)〜6月9日(日)