伊藤慶二 祈・これから

    Ito Keiji: Prayer-Now, the Future

    岐阜県現代陶芸美術館 | 岐阜県

    このたび岐阜県現代陶芸美術館では、岐阜県土岐市出身、今年90歳を迎え、現在も同地を拠点に精力的に制作を続ける作家伊藤慶二の個展を開催いたします。2013年に開催した「伊藤慶二 ペインティング・クラフト・フォルム」に次ぐ当館における二度目の個展となる本展では、全館規模の展示を通じて、伊藤のボーダレスな創作活動の全貌と現在を紹介します。 伊藤慶二1935年土岐市生まれ。多治見工業高等学校を卒業後、1954年に武蔵野美術学校(現・武蔵野美術大学)入学し、油画を専攻します。卒業後、岐阜へ戻り、岐阜県陶磁器試験場でデザインの仕事に携わった伊藤は、陶磁器デザイナーの日根野作三(1907-1984)との出会いなどを通じて、本格的に陶芸の道に入ります。クラフトの器から始まった伊藤のやきものの制作は、すぐに陶による造形、オブジェへと拡がりをみせ、軽やかに、自在に展開していきました。 多岐にわたる伊藤の創作を貫くものは、ひとの精神、生活、そして社会に対する真摯なまなざしです。寡黙ながら、確かな手触りと存在感を抱えるその作品は、私たちを取り巻く社会、日々の生活、当たり前に在るものごとの根底への思索を誘います。 本展では、作家のまなざしが伝わる「HIROSHIMA」「沈黙」「尺度」「いのり」などの代表的なシリーズ、そして新作となるインスタレーションを通じて、その足跡と、とめどない創作の現在地を紹介します。
    会期
    2025年6月28日(土)〜9月28日(日)
    開催まであと42日
    開館時間
    10:00~18:00(入館は17:30まで)
    料金
    一般1,000円(900円)、大学生800円(700円)、高校生以下無料
     
    *( )内は20名以上の団体料金
    *以下の手帳をお持ちの方および付き添いの方1名まで無料
     身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、
     特定医療費(指定難病)受給者証・登録者証
    休館日 月曜日(ただし、7月21日[月・祝]、8月11日[月・祝]、9月15日[月・祝]は開館)、 7月22日(火)、8月12日(火)、9月16日(火)。
    観覧時間の目安 90分
    公式サイト https://www.cpm-gifu.jp/museum/
    会場
    岐阜県現代陶芸美術館
    住所
    〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5 (セラミックパークMINO内)
    0572-28-3100
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