本展では、(財)野口英世記念会などの協力で、同会所蔵の野口博士直筆の書や絵、手紙、愛用の顕微鏡など60数点を展示紹介いたします。主な展示品は、野口英世博士が16才まで暮らした福島県猪苗代町三城潟の生家の模型、忍耐の書や手紙、絵、医師をめざして上京する際にその決意を刻んだとされる“床柱”の原寸模型、また母・シカがニューヨーク・ロックフェラー医学研究所で研究に従事する英世にあてた直筆の手紙、ロックフェラー医学研究所で使用した顕微鏡などです。このほか、生まれ故郷から米国での研究所時代、そして中南米など世界を駆け巡りながら輝かしい功績をおさめるまでの写真の数々や、新千円札の見本なども展示いたします。
またこの企画展にあわせ、出生地福島県猪苗代町の観光なども紹介いたします。
※内容の詳細はお問い合わせください。
没後75年たった今も、世界各地でその功績をたたえる試みがなされている野口英世博士。モデルとなった新千円札の発行を間近に控え、あらためてその偉業を見直してみてはいかがでしょうか。