
東京都現代美術館「日常のコレオ」会場
東京都現代美術館で、開館30周年を記念する展覧会「日常のコレオ」が開催される。
展覧会は、国内外で活動する30組のアーティストを紹介する大規模な企画である。家庭や美術館、都市空間など人々が営む多様な場所に焦点を当て、そこに表れる主体性や身振りを通じて社会構造を問い直すもの。
ジェンダー規範や都市環境に内在する力学を掘り下げ、見えにくい暴力や抑圧の在り方を可視化しようと試みる。
出展作家には、青山悟、ジョナタス・デ・アンドラーデ、出光真子、FAMEME、檜皮一彦、カレル・ファン・ラーレ、佐々木健、上原沙也加、大和楓らが参加。アジアを中心に15を超える国と地域から多彩な作家が集う。
展覧会タイトルに含まれる「コレオグラフィー(振付)」は、制度や社会的規範に規定される言動と、それに対する批評的な応答を意味する。
「日常のコレオ」は、東京都現代美術館の企画展示室1F/B2F、ホワイエほかで、2025年8月23日(土)〜11月24日(月・振休)に開催。観覧料は一般2,100円など。

東京都現代美術館「日常のコレオ」会場

東京都現代美術館「日常のコレオ」会場

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