「恐竜博2005」

    国立科学博物館 | 東京都

    しかし、近年、アフリカ、中国などで発掘された興味深い化石資料から、徐々にその姿が明らかになりつつあります。特に、羽毛の生えたティラノサウルス科ディロングの発見は、あの巨大恐竜ティラノサウルスでさえルーツは鳥に近いことを示し、恐竜から鳥への進化仮説を裏付けるものとして注目を集めたことは、記憶に新しいと思います。  本博では世界10ヶ国から約80点の貴重な化石や標本を、恐竜が鳥へと進化していく順に展示。進化の流れを体験しながら、恐竜進化の謎に迫る、全く新しいかたちの恐竜博です。  さて本博の最大の目玉は、なんといってもアメリカ・シカゴのフィールド博物館所蔵、全身の90%以上の化石が発見され、オークションで約10億円で落札されたことで世界一有名になった、ティラノサウルス“SUE(スー)”の全身複製骨格が日本で初めて公開されることです。また、いままで「門外不出」だった“スー”の実物化石の一部が、初めて館外に貸し出され、公開されます。  モンゴルで発掘された「アジアのティラノサウルス」と呼ばれるタルボサウルス、カナダやアメリカで発見されたティラノサウルスの頭骨、歯、フンなどもあわせて展示、CTスキャンによる脳の検証結果などで、ティラノサウルスを徹底解剖します。  そのほか、「世界初公開」の化石や標本が満載。アフリカ・マダガスカル島のマジュンガトルスの全身複製骨格、中国遼寧省で発見された鳥のように眠る恐竜メイなど、世界中の注目を集めた新発見が一堂に会します。
    会期
    2005年3月19日(土)〜7月3日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:00~17:00(入館は16:30まで)
    ※当面の間、常設展示の夜間開館(金曜日・土曜日 17:00~20:00)は休止いたします。
    料金
    一般・大学生:1400/1200/1100円 小中高校生:600/400/350円 (当日/前売/団体  ※団体は20名以上) 2月19日前売り開始
    休館日 毎週月曜日(ただし、3月21日、28日、4月4日、5月2日は開館)
    会場
    国立科学博物館
    住所
    〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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