今回、新たに導入されるコンテンツは4点。世界的に関心が高まる化学天気予報システムや、世界最速のスーパーコンピュータ「地球シュミレータ」で計算された海洋・大気の循環モデルなど、まさに、現在の日本が誇る、最先端の研究を紹介します。これらのコンテンツは、各研究機関、研究者の協力のもと、ジオコスモスに投影するために制作されました。全球で表現される、未来の地球の姿をぜひご覧ください。
1.世界の化学天気予報システム
独立行政法人 海洋研究開発機構 地球環境フロンティア研究センターにより計算された、地球規模での大気汚染の予報。大気汚染物質が、ヨーロッパから東アジア、東アジアから北米、北米からヨーロッパへと、国境を越えて大陸間を移動する様子を見ることができます。
2.海洋・大気大循環モデル
i)海洋大循環モデル
ii)大気大循環モデル
独立行政法人 海洋研究開発機構 地球シュミレーションセンター 地球環境フロンティア研究センターの2機関が、世界最速のスーパーコンピュータ「地球シュミレータ」をつかって算出したデータを基に、シュミレートされた大気・海洋などのコンテンツ。全球での海流の速度変化、海面温度の季節変化のシュミレーションや、降水量の分布シュミレーションがリアルに再現されています。
3.世界天気予報
米国海洋大気局(NOAA)環境予測センター(NCEP)によって作り出され、ウィスコンシン大学で可視化された天気予報。普段見ている日本地域の天気予報ではなく、世界規模での天候の移り変わりを見ることができます。]