やなせたかしと新感覚抒情派の画家たちシリーズ7「林静一の世界展」

　林静一さんが月刊「詩とメルヘン」に登場したのは1975年（昭和50年）。現代の夢二と謳われました。以降、月刊「詩とメルヘン」を支えた画家の一人です。 　東映動画にアニメーターとして勤務した後、漫画家としてデビュー。詩画集・絵本・映像作品などを次々に発表。その活動は多岐にわたります。1974年からCMのアートディレクターを務めるロッテ製菓「小梅ちゃん」のイラストでも多くの方に親しまれています。2004年にはロッテ「小梅」キャンディの発売30周年を記念し『小梅ちゃん 初恋すとおりい』を出版。今年2月には画集『淋しかったからくちづけしたの』を出版。現在は主にイラストレーター・画家として活躍されています。