特別公開 横山大観≪生々流転≫(重要文化財)

東京国立近代美術館 | 東京都

 大観は水戸生まれ、東京美術学校卒業後は同校助教授となりましたが、1898年に岡倉天心に殉じて連袂辞職し、日本美術院の創立に参加しました。天心の歿後、1914年に下村観山らと日本美術院を再興、院の発展に尽力しました。  《生々流転》は、川の上流に立ち込める湿った大気の描写から始まります。大気は木々を濡らし、そこから一滴の水が生まれ、小さな流れをつくります。幾筋かの小川は合わさり谷を伝い、時に漁師や旅人を見ながらやがて滔滔と流れる大河へと姿を変え、ついには海へと注がれます。大海原には暗雲が立ち込め、渦巻く雲と逆巻く波の間を、天へ向かって一匹の龍が昇って行きます。物語は壮大なスケールですが、決してこれで終わりではありません。龍として天に昇った水は再び一滴の雫に姿を変えて新たな一生を送るのです。《生々流転》という題名も示すように、この作品からは大観の自然観や人生観をよくうかがうことができるでしょう。  40mという長大な画面にもかかわらず破綻のない構成に、これまでの研究成果ともいえるさまざまな水墨技法が駆使された本作品は、気力に満ち溢れた大観の画業の集大成ということができます。今回は当館所蔵になる他の作品もあわせて展示します。大観の芸術をご堪能ください。
会期
2007年1月2日(Tu)〜3月4日(Su)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
※金曜・土曜は20:00まで開館(入館は19:30まで)
料金
所蔵作品展観覧券(一般420円)と共通です。「都路華香展」観覧券でもご覧いただけます。
休館日
毎週月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館、翌日[火]休館)
会場
東京国立近代美術館
住所
〒102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
050-5541-8600(ハローダイヤル)
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特別公開 横山大観≪生々流転≫(重要文化財)
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