企画展「松園が学んだ三人の師 ~鈴木松年・幸野楳嶺・竹内栖鳳~」

松伯美術館 | 奈良県

 明治8年京都に生まれた松園は、12歳で画家を志し京都府画学校に入学。そこで一人目の師鈴木松年と出会います。当時「今蕭白」と称されるほど大胆で迫力ある画風を得意とした松年は山水画や人物画を好んで描き、人物制作を希望していた松園にとってさぞかし頼もしい師匠であったことでしょう。しかし、美人画を目指す松園にはいつしか師の画風は固すぎるものとなり、明治26年松年の許しを得て、当時流麗な線を描くことで評判だった幸野楳嶺のもとへと移ります。けれど師事してからわずか2年で楳嶺は他界。そこで明治28年、楳嶺門下にあり四天王の一人に数えられていた竹内栖鳳に師事することとなりました。徹底した写生を軸とし、弟子たちの個性を見事に開花させていった栖鳳の指導のもと、松園は徐々に己の画風を確立していくのです。  それぞれの気質も、画風も異なる三人の画家ですが、彼らの元で研鑽を積んだ松園にとって、三人の師各々がなくてはならない大切な存在であったに違いありません。三人の作品を通して、松園へと受け継がれた美の本質をご覧頂ければ幸いです。
会期
2007年6月2日(Sa)〜7月16日(Mo)
会期終了
開館時間
10:00~17:00(入館16:00まで)
料金
大人(高校生・大学生を含む)800円、小学生・中学生400円 ※20名以上は団体割引(1割引)
休館日
月曜日(ただし7月16日(月)は開館)
会場
松伯美術館
住所
〒631-0004 奈良県奈良市登美ケ丘2-1-4
0742-41-6666
企画展「松園が学んだ三人の師 ~鈴木松年・幸野楳嶺・竹内栖鳳~」
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