ストラスブール美術館所蔵　語りかける風景

ドイツ語で「街道の街」の語源を持つストラスブールは、ドイツとフランスの文化が混交するフランス・アルザス地方の中心都市です。その主要な美術館であるストラスブール美術館の所蔵品による本展では、コロー、モネ、シスレー、カンディンスキー、ピカソの作品に加え、日本では出会う機会の少ないアルザス地方の画家たちの作品をご紹介します。本展では「窓からの風景」「人物のいる風景」「都市の風景」「水辺の風景」「田園の風景」「木のある風景」の６つのテーマに沿って、18世紀から20世紀までの近代西洋風景画の系譜をたどります。日本とは異なる西洋の風景・風景観との貴重な出会いとなることでしょう。