森村泰昌モリエンナーレ/まねぶ美術史

    高岡市美術館 | 富山県

    森村泰昌(もりむら やすまさ/1951年生まれ)は、ゴッホの名画やマリリン・モンローなどの女優になりきった姿を大型写真で発表する「セルフポートレイト(自画像)」の手法で知られる日本を代表する美術家です。1988年のベネチア・ビエンナーレへの出展以降、国内外で高い評価を受けて活躍しています。そんな森村も、最初から美術家として完成していたわけではありません。高校生の頃から、画集などで新しい表現に出会うと、その画風や制作思想を「まねた」作品をつくり、「まねる」ことから「まなぶ」若者でした。そしてそのことが、現在の“モリムラ”を築き上げる基礎となっていったのです。 本展では、高松市美術館の所蔵品を中心として、若き日に影響を受けた岡本太郎、赤瀬川原平など日本の現代美術史を代表する作家に加え、クレー、デュシャン、ウォーホルやジャスパー・ジョーンズなど西洋美術史を彩る作家たちによる作品と、そのスタイルを真似て森村自身が制作した絵画や素描、写真、立体作品などを一対で見比べられるよう展示し、一人の青年が美術を志し、美術家として確立するまでの道のりを辿りながら、現代の美術の歴史も楽しんでいただきます。世界と日本の「美術史」と、森村による「私(わたくし)美術史」が交差する、あらたな視点からの美術史入門、それがモリエンナーレです。 ◎関連イベント(詳しくはHP参照) 1)大学・高校生に語るモリエンナーレ・ギャラリートーク  講師 森村泰昌氏  日時 9月22日(土)午後2時~  場所 企画展示室  内容 富山大学芸術文化学部と富山県立高岡工芸高等学校の学生たちを交えてのトーク  ※一般の方の聴講も可能です[要観覧券] ○主催/(公財)高岡市民文化振興事業団・高岡市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
    会期
    2012年9月22日(土)〜10月28日(日)
    会期終了
    開館時間
    午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
    料金
    ○観覧料
     一般800円(前売・団体・65歳以上 640円)、高校・大学生500円(団体400円)、小・中学生200円(団体160円)
      ※団体は20人以上   ※小・中・特別支援学校生は土・日・休日は2割引   ※身体障害者・精神障害者保健福祉・療養など各種手帳をお持ちの方は、および付き添いの方(1名)は半額です。手帳をご持参ください。
    公式サイト http://www.e-tam.info/tenji-k_2012.html#morimura
    会場
    高岡市美術館
    住所
    〒933-0056 富山県高岡市中川1-1-30
    0766-20-1177
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