新井淳一の布 伝統と創生

    東京オペラシティ アートギャラリー | 東京都

    新井淳一(1932-) は織物の町、群馬県桐生市に生まれました。高校を卒業し、家業の織物業に従事する中、伝統的な布作りとともに、早くから新しい染織に加工を施した布の創作へと向かいました。 新井は自らをテキスタイル•プランナーと称します。糸の開発• 染色• 織• 加工を通じて布の多彩なテクスチャーを生み出すその仕事は、国内外の素材メーカーや織物業者、加工業者との連携のもとに行われてきました。ごぼう状のフリンジが織り込まれた量感あるフェルト、伸縮性のある複雑なジャカード織物、裏表でパターンが異なる四重組織の織物……布作りの既成の枠にとらわれない自由な発想は、1970-80年代、素材の探求を進める三宅一生や川久保玲ら気鋭の日本人デザイナーを魅了しました。本展は新井淳一の60年に及ぶ仕事の全貌を紹介する大規模な個展です。 展示構成はパリを拠点とする建築家ユニットDorell.Ghotmeh.Tane / Architects の田根剛が担当。第1室で多様な技法による布35点をご覧いただきながら、素材を探求し続けてきた新井の先鋭的な発想を紹介します。ISSEY MIYAKE とのコラボレーションによる布も展示。第2室では最新作を含めた布23点を展示、新井の布を体感していただきます。また、展示室を出たコリドールでは、新井の創造にインスピレーションを与えてきた民族の仕事や、新井自身が世界各地で撮影した写真、新井自身の言葉などを、映像と音により紹介します。
    会期
    2013年1月12日(土)〜3月24日(日)
    会期終了
    開館時間
    11:00~19:00、金曜・土曜日は~20:00まで(入館は閉館30分前まで)

    ※ただし、展示により変更の可能性があります
    料金
    一般1,000(800) 円/大・高生800(600) 円/中・小生600(400) 円
    ※同時開催「収蔵品展043 自然の表現」(仮称)、「project N 51 阿部未奈子」の入場料を含みます。
    ※収蔵品展入場券200 円(各種割引無し)もあり。
    ※( )内は15 名以上の団体料金。その他、閉館の1時間前より半額、65歳以上半額。土・日・祝日の中・小生無料。
    ※障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。割引の併用および入場料の払い戻しはできません。
    公式サイト http://www.operacity.jp/ag/
    会場
    東京オペラシティ アートギャラリー
    住所
    〒163-1403 東京都新宿区西新宿3-20-2
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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