リヒテンシュタイン 華麗なる侯爵家の秘宝

優れた美術品収集こそが一族の栄誉―― 侯爵家が守り続けた奇跡のコレクション、待望の初来日！ 世界で6番目に小さい国として知られるリヒテンシュタイン侯国。同国の国家元首でもあるリヒテンシュタイン侯爵家は、《優れた美術品収集こそが一族の栄誉》との家訓のもと、５００年以上にわたってヨーロッパ美術の名品を収集してきました。 その総数は、世界最大級のルーベンス・コレクションをはじめ、絵画だけでも１，６００点、その他美術工芸品や武具などを合わせると約３０，０００点にも及び、英国王室に次ぐ世界最大級の個人コレクションといわれています。 この珠玉のコレクションが、日本の皇室とも親交の深いリヒテンシュタイン家の全面的な協力により、このたび日本で初めて紹介されることになりました。京都会場では、侯爵家の誇るルーベンス作品をはじめ、ラファエッロ、クラナッハ、レンブラント、ヴァン・ダイクら巨匠たちの名画や、華麗な美術工芸品など、選りすぐりの８８点をご紹介します。侯爵家の豪華な調度品を宮殿のサロン風に再現して展示するコーナーもお楽しみください。