東郷青児 絵画と彫刻展

    あさご芸術の森美術館・淀井敏夫記念館 | 兵庫県

    東郷青児(1897-1978)は、大正から昭和にかけて活躍した画家です。柔らかな曲線と穏やかな色調で女性像を多く描き、優美で親しみやすい独特のスタイルで絶大な人気を集めました。  東郷は17歳の時、竹久夢二が自身の作品や半襟、便箋、封筒などを売る「港屋」で、地方の個展などで忙しい夢二に代わり、下絵描きなどを任されていました。この時の経験が、東郷が大衆に愛され、印象的な女性像を描く大きな源泉となっています。  東郷の美人画は多くの人に愛されましたが、晩年に彫刻を制作していたことは一般にはあまり知られていません。東郷が彫刻を始める際には、同じ二科会に所属していた朝来市出身の彫刻家・淀井敏夫(1911-2005)に道具一式の準備を依頼し、また制作時にはアドバイスを求めました。東郷の作品には淀井の影響かと思われるような作品も散見され、また、逆に彫刻家の常識にとらわれない東郷の彫刻制作の様子から、淀井も大きな刺激を受け、後年の作品に反映させています。  本展では東郷青児の初期の美人画から晩年の彫刻作品までを紹介するとともに、東郷が絵画と彫刻それぞれを始めるにあたって多大な影響を受けた竹久夢二と淀井敏夫の2人の作品も併せて展示し、東郷芸術への理解を深めていただきます。
    会期
    2014年7月19日(土)〜9月23日(火)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(6月1日~8月31日は18:00まで)
    ※入館は閉館30分前まで
    料金
    大人500円
    高校・大学生300円
    小・中学生200円
    ※兵庫県内の小・中学生は無料(ココロンカードを提示) 
     ココロンカードについて詳しく知りたい方は兵庫県教育委員会社会教育課へ 
    ※海外からの留学生(兵庫県内の大学院・大学・短期大学・高等専門学校・専修学校に通学)、就学生(兵庫県内の日本語学校・高等学校、専修学校、各種学校に通学)の方は無料(ひょうごカルチャーパスと学校の学生証を提示)
    休館日 7/22、9/3、9/10、9/16、9/17
    公式サイト http://www.tajima.or.jp/modules/ivent/index.php?entame=8097
    会場
    あさご芸術の森美術館・淀井敏夫記念館
    住所
    〒679-3423 兵庫県朝来市多々良木739-3
    079-670-4111
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