うらめしや~、冥途のみやげ展 ―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に―

    東京藝術大学大学美術館 | 東京都

    東京・谷中の全生庵には怪談を得意とした明治の噺家三遊亭圓朝(天保10-明治33年)ゆかりの幽霊画50幅が所蔵されています。本展は、この圓朝コレクションを中心として、日本美術史における「うらみ」の表現をたどります。 幽霊には、妖怪と違って、もともと人間でありながら成仏できずに現世に現れるという特徴があります。この展覧会では幽霊画に見られる「怨念」や「心残り」といった人間の底知れぬ感情に注目し、さらに錦絵や近代日本画、能面などに「うらみ」の表現を探っていきます。 円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、浮世絵の歌川国芳、葛飾北斎、近代の河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園など、美術史に名をはせた画家たちによる「うらみ」の競演、まさにそれは「冥途の土産」となるでしょう。 なお、本展は、当初平成23(2011)年夏に開催を予定しておりましたが、同年3月に発生した東日本大震災の諸影響を鑑み、開催直前にして延期を決定したものです。今回、4年の歳月を経て、思いを新たにしての開催となります。
    会期
    2015年7月22日(水)〜9月13日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入館は午後16:30まで)
    料金
    一般1,100(900)円 高校・大学生700(600)円 (中学生以下無料)
    * ( )は20名以上の団体料金
    * 団体観覧者20名につき1名の引率者は無料
    * 障害者手帳をお持ちの方(介護者1名を含む)は無料

    お得なペアチケット(2枚で1組、1名様で2回使用も可) 2,000円
    休館日 月曜日休館
    公式サイト http://www.tokyo-np.co.jp/event/urameshiya/
    会場
    東京藝術大学大学美術館
    住所
    〒110-8714 東京都台東区上野公園12-8
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
    うらめしや~、冥途のみやげ展 ―全生庵・三遊亭圓朝 幽霊画コレクションを中心に― のレポート
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    「うらみ」がきっかけのコレクション
    幕末から明治にかけて活躍した落語家の三遊亭圓朝(1839-1900)。怪談噺が得意だった圓朝の菩提寺である谷中・全生庵には、圓朝が蒐集した幽霊画など50幅が所蔵されています。全生庵の圓朝コレクションを中心に「うらみ」の表現をたどる企画展が、東京藝術大学大学美術館で開催中です。
    会場
    会期
    2015年7月22日(水)~9月13日(日)
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