向井潤吉の民家

    世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館 | 東京都

    失われゆく草葺屋根の民家を求めて全国各地を旅した洋画家、向井潤吉(1901-1995)。向井は現地でそれぞれの風物とともに民家の佇まいを油彩や水彩であらわしつつ、同時に制作の記録として、モチーフとなった民家とその周辺景色をカメラに収めていました。 1972年、写真家の林忠彦との対談で向井は、「伝統的なつくりの民家がどんどんなくなるので、いまの内に記録しておこうと思いましてね。もう10年もしたら、大変貴重なものになりますよ。」(『アサヒカメラ』1972年3月号)と語っており、その写真は、まさに戦後の変わりゆく日本の一面を留めた貴重なドキュメントとなっています。 本展では、こうした写真と絵画作品とを併せて展示します。向井が目の前にある現実の風景から何を選び取り、そしてどのように一枚の絵画として画面を作り上げていったのか。残された写真を手がかりに、表現意図や思いを読み解きつつ、旅する画家の眼が見つめたさまざまな風景をご覧いただければと思います。
    会期
    2015年8月8日(土)〜12月6日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~18:00(入館17:30まで)
    料金
    一般200円(160円)、大高生150円(120円)、65歳以上/中小生100円(80円)、
    ※障害者の方は100円(80円)。ただし障害者で小・中・高・大学生、および障害者の介護者(当該障害者の方1名に付き、1名に限る)は無料。証明書をご提示の上、お申し出ください。
    ※( )内は20名以上の団体料金。 
    ※小・中学生は、土、日、祝・休日、夏休み期間は無料。
    休館日 月曜日休館 ただし9月21日(月・祝)、10月12日(月・祝)、11月23日(月・祝)は開館。 9月24日(木)、10月13日(火)、11月24日(火)は休館
    公式サイト http://www.mukaijunkichi-annex.jp/
    会場
    世田谷美術館分館 向井潤吉アトリエ館
    住所
    〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2-5-1
    03-5450-9581
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