ガラス絵 幻惑の200年史

    府中市美術館 | 東京都

     透明なガラス板に絵を描き、反対の面からガラスを通して鑑賞する、ガラス絵。古くは中世ヨーロッパの宗教画に始まり、中国を経て、日本へは江戸時代中期に伝わりました。  それから、およそ200年。新奇な素材の輝きと色彩が人々の眼を驚かせ、幕末明治期には異国風景や浮世絵風のガラス絵が盛んに描かれました。大正・昭和初期には、小出楢重、長谷川利行という二人の洋画家がガラス絵に魅了されて自身の芸術の重要な一部とし、戦後も藤田嗣治、川上澄生、芹沢けい介、桂ゆきといった多彩な作家たちが取り組んでいます。  透明なガラス面を通して見える、絵具そのものの艶やかな色の世界。通常の絵画と絵の具を重ねる順番を逆転させる、緻密な計算と技巧。そして、装飾を凝らした「額」と相まって生まれる、きらびやかな存在感。本展では海を渡って日本に伝えられた海外のガラス絵から、近代以降の多様な作品までの約130点によって、見るものを幻惑し続けるガラス絵の魅力と歴史を紹介します。
    会期
    2016年12月23日(金)〜2017年2月26日(日)
    会期終了
    開館時間
    10:00~17:00(入場は16:30まで)
    料金
    一般700円、高校生・大学生350円、小学生・中学生150円
    休館日 月曜日(1月9日をのぞく)、12月29日(木曜日)から1月3日(火曜日)、1月10日(火曜日)
    公式サイト http://www.city.fuchu.tokyo.jp/art/
    会場
    府中市美術館
    住所
    〒183-0001 東京都府中市浅間町1-3
    050-5541-8600(ハローダイヤル)
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