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前代未聞、美術館で「詩」の展覧会 ── 東京国立近代美術館「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」
(掲載日時:2016年06月06日)

2016年6月6日(月)、東京・千代田区の東京国立近代美術館で「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」のプレス向け内覧会が開催された。
日本を代表する詩人で、文化功労者の吉増剛造(1939-)の約50年におよぶ創作活動を美術館で紹介する意欲的な試み。
東日本大震災以降書き続けられている〈怪物君〉と題されたドローイングのような自筆原稿数百枚のほか、映像、写真、オブジェ、録音した自らの声など様々な作品や資料を一挙に公開する。
展覧会タイトルである「声ノマ」の「マ」には、魔、間、真、目、待、蒔、磨、交、舞、摩、増など様々な意味が込められている。
大友良英(音楽家)とのコラボレーションによるパフォーマンス、ジョナス・メカス(映画監督)作品上映など、イベントも多く開催される。
「声ノマ 全身詩人、吉増剛造展」は東京国立近代美術館で、2016年6月7日(火)~8月7日(日)に開催。観覧料は一般 1,000円、大学生 500円。
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