ニュース
    100年前から愛されている女学生のアイコン ── 弥生美術館で「セーラー服と女学生」展
    (掲載日時:2018年4月2日)
    弥生美術館「セーラー服と女学生」

    東京・文京区の弥生美術館で「セーラー服と女学生」が開催されている。

    日本では女学生の制服としてイメージされるセーラー服をテーマに、イラストレーションと服飾資料などを紹介する企画。

    セーラー服とは19世紀中頃のイギリス海軍の水兵服がルーツ。日本では明治時代に女子のための中等教育機関として「女学校」が相次いで設立、当初は和装や、女袴などが着用されていたが、大正中期に洋装化が進行。1920年頃に福岡女学院(福岡市)、金城学院(名古屋市)、平安女学院(京都市)などがセーラー服を導入し、全国に広まっていった。

    展覧会では高畠華宵、松本かつぢ、中原淳一などの抒情画家が描いたセーラー女学生の作品をはじめ、『東京女子高制服図鑑』で知られる森伸之、『美少女戦士セーラームーン』の竹内直子、セーラー服の少女像が代名詞になっている人気イラストレーターの中村佑介らによる原画を紹介。

    東洋英和女学院、都立八潮高校、都立第五商業の工夫を凝らしたタイ結びの実物展示などもあり、さまざまな角度からセーラー服の秘密と魅力に迫る。

    「セーラー服と女学生」は弥生美術館で2018年6月24日(日)まで開催。観覧料は一般 900円、大・高学生 800円、中・小学生 400円。
     弥生美術館「セーラー服と女学生」の取材レポートはこちら

    発信:インターネットミュージアム

    弥生美術館 施設詳細ページ
    「セーラー服と女学生」情報ページ
    弥生美術館 公式ページ
    おすすめレポート
    学芸員募集
    地域おこし協力隊(文化財調査・活用促進員)募集します! [小坂町郷土館博物館]
    秋田県
    独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 有期雇用職員(事務補佐員)募集 [東京文化財研究所]
    東京都
    愛媛県歴史文化博物館 学芸員募集 [愛媛県歴史文化博物館]
    愛媛県
    立命館大学アート・リサーチセンター 社会人スタッフ募集 [京都・海外(米国)]
    京都府
    令和8年度採用 北斎館学芸員を募集します。 [北斎館]
    長野県
    展覧会ランキング
    1
    東京都美術館 | 東京都
    ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
    開催中[あと49日]
    2025年9月12日(金)〜12月21日(日)
    2
    上野の森美術館 | 東京都
    「正倉院 THE SHOW -感じる。いま、ここにある奇跡-」
    もうすぐ終了[あと7日]
    2025年9月20日(土)〜11月9日(日)
    3
    出羽桜美術館 | 山形県
    没後40年 有元利夫 優美な絵画世界への誘い
    開催中[あと35日]
    2025年9月5日(金)〜12月7日(日)
    4
    東京国立博物館 | 東京都
    特別展「運慶 祈りの空間―興福寺北円堂」
    開催中[あと28日]
    2025年9月9日(火)〜11月30日(日)
    5
    国立西洋美術館 | 東京都
    オルセー美術館所蔵 印象派ー室内をめぐる物語
    開催中[あと105日]
    2025年10月25日(土)〜2026年2月15日(日)