東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県女川町が、町内にある3階建て鉄筋コンクリート造りの町営住宅を震災のメモリアル施設にする計画を進めている。
同町清水町にある町営住宅で、震災時は家族連れなど計24世帯が入居。津波は2階の天井まで達し、窓ガラスは全て割れ、部屋の中はソファがひっくり返り、ほとんどの家具が屋外に飛び出したが、幸い住民は近くの運動公園などに避難し、死者・行方不明者はでなかった。
津波や地震災害で、実際に住民が暮らしていた施設を記念館にするのは全国でも極めて珍しいという。
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毎日jp