
PLAY! MUSEUM「クマのプーさん」展 会場
1926年にイギリス人作家のA.A.ミルンが執筆し、E.H.シェパードが挿画を描いた『クマのプーさん』の、貴重な原画とミルンのことばを紹介しながら、クマのプーさんの物語世界をたどる展覧会が、東京・立川で開催される。
「クマのプーさん」(Winnie-the-Pooh)は、1924年から1928年にかけてイギリスとアメリカで出版された2冊の詩集と2冊の物語から成るシリーズ。
良く知られている2冊の物語『クマのプーさん』『プー横丁にたった家』のほかに、2冊の詩集『クリストファー・ロビンのうた』『クマのプーさんとぼく』も含まれる。
展覧会では、1950〜60年代にアメリカのダットン社のシリーズ新装版のためにシェパードが描いた原画を約100点展示。いくつかの詩も展示される。
展示室を物語の舞台である「百町森(100 エーカーの森)」に見立て、草木や風、水を想起させる空間として構成。クリストファー・ロビンとプーや仲間たちが過ごした「夢のような時間」を体験する場とする。
空間デザインは建築家・デザイナーの齋藤名穂、グラフィックデザインはアートディレクターの田部井美奈が担当。
物語の舞台となった、イングランド南部のアッシュダウンの森を体験できる、映像インスタレーションも展示する。
「クマのプーさん」はPLAY! MUSEUMで2022年7月16日(土)~10月2日(日)に開催。入館料は一般 1,800円など。混雑緩和のため、事前予約の日時指定制。

PLAY! MUSEUM「クマのプーさん」展 会場入口

PLAY! MUSEUM「クマのプーさん」展 会場

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