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    「静嘉堂@丸の内」が10月1日に開館
    (掲載日時:2022年9月30日)

    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場
    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場

    2022年10月1日(土)、静嘉堂文庫美術館は展示ギャラリーを東京・丸の内の明治生命館に移転し、リニューアルオープンする。

    公益財団法人静嘉堂は、三菱第二代社長の岩﨑彌之助によって創設され、息子で第四代社長の岩﨑小彌太が拡充。国宝7件、重要文化財84件を含め、和漢の古典籍約20万冊と東洋の古美術品約6.500件を所蔵する。

    1992年には東京都世田谷区に美術館が建設され、美術品が一般公開されていたが、2021年6月に休館。新たに「静嘉堂@丸の内」という愛称も付けられ、静嘉堂を創設した岩﨑彌之助が、かつてミュージアムを造りたいと願っていた丸の内で再開される。

    新しい美術館が入る明治生命館は昭和9年(1934)竣工で、昭和期の建物として初めて重要文化財に指定。第二次世界大戦後はGHQに接収され、マッカーサーも会議で何度も訪れている。

    美術館は1階に入居。当初の建築部分を生かしてつくられ、室内は全体が大理石造り。高い天井からはガラス越しに自然光が差し込み、4つの展示室は中央部のホワイエをとり囲むように設けられた。

    開館記念の展覧会では、岩﨑家父子が蒐集したコレクションを4つの展示室で紹介。《曜変天目(稲葉天目》、俵屋宗達筆《源氏物語関屋澪標図屏風》をはじめ、所蔵する7件の国宝すべてが、前・後期に分けて公開される。

    開館記念展Ⅰ「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」は静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)で2022年10月1日(土)~12月18日(土)に開催。入館料は一般 1,500円など。


    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場
    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場

    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場
    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場

    静嘉堂文庫美術館(静嘉堂@丸の内)「響きあう名宝―曜変・琳派のかがやき―」会場
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