
太田記念美術館「美人画 麗しきキモノ」
江戸前期から昭和初期にかけて制作された浮世絵の美人画、約130点(前後期あわせて)を紹介する展覧会が、東京で始まる。
流行を切り取る浮世絵において、最新のモードをまとった女性を描く美人画は重要なジャンルであり、多くの絵師が多彩な作品を制作、庶民の人気を博していた。
展覧会では、特に美人画に描かれた着物に着目。
社会が安定し各地で産業が推進された江戸時代は、服飾文化が発展。浮世絵師たちは時流にかなった魅力的なきものを描くことで、美人画の優品を生み出していった。
会場では鈴木春信、喜多川歌麿、月岡芳年、伊東深水ら時代を代表する絵師たちの優品を展示。およそ250年にわたる浮世絵美人画を通覧する。
「美人画 麗しきキモノ」は太田記念美術館で2023年9月1日(金)~10月22日(日)に開催(9/1〜9/24の前期と9/30〜10/22の後期で全点展示替え)。入場料は一般 800円など。

太田記念美術館「美人画 麗しきキモノ」

太田記念美術館「美人画 麗しきキモノ」

太田記念美術館「美人画 麗しきキモノ」