
パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場
アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867–1959)に焦点をあてた展覧会が、東京ではじまる。
ライトは「カウフマン邸(落水荘)」や「グッゲンハイム美術館」など、アメリカ国内で数々の名建築を設計。
地形や風景、植物などから着想し、環境や気候に適った建築は高く評価され、ル・コルビュジエ、ミース・ファン・デル・ローエと共に「近代建築の三大巨匠」と呼ばれている。
またライトは1905年に日本を訪問したことを機に「山邑邸(現・ヨドコウ迎賓館)」「小田原ホテル計画案」、「帝国ホテル二代目本館(現在は博物館明治村に一部移築保存)」や「自由学園」も設計している。
会場では浮世絵に触発され、独特な構図を考案した、精緻で華麗なドローイングなど、日本初公開の作品も展示。
100年前の帝国ホテル模型を3Dスキャン計測データを用いた3Dプリントレプリカも公開される。
「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」は、パナソニック汐留美術館で2024年1月11日(木) ~ 3月10日(日)に開催。観覧料は一般 1,200円など。

パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場

パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場

パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場

パナソニック汐留美術館「フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築」会場