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夭折した洋画家夫妻の全貌に迫る回顧展 ― 千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」
(掲載日時:2024年4月9日)

千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」会場
千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」会場

エコール・ド・パリ最盛期の1920年代に独創的な表現の作品を発表し、将来を期待されるも若くして亡くなった日本人の洋画家夫妻を紹介する展覧会が、千葉県で開催されている。

板倉鼎(いたくらかなえ:1901-29)は現在の埼玉県吉川市で生まれ、千葉県松戸市で成長。東京美術学校西洋画科では在学中に帝展に入選するなど、早くして頭角を現した。

ロシア文学者昇曙夢の長女須美子と結婚し、1926年にハワイ経由でパリに留学。1927年にはサロン・ドートンヌに初入選した。

一方、須美子も鼎の影響で油彩画を手がけるようになり、同展で初入選するなど、夫婦で評価を高めていったが、鼎は28歳で客死。その後、ふたりの娘たちも、須美子も相次いで亡くなった。

展覧会は、鼎と須美子を長く顕彰してきた松戸市教育委員会が全面的に協力し、夫妻の画業を総覧。

代表作を網羅するとともに書簡などの資料を展観し、夫妻の軌跡と作品世界の全貌を浮き彫りにする。

「板倉鼎・須美子展」は、千葉市美術館で2024年6月16日(日)まで開催。観覧料は当日券が一般 1,200円。

千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」会場
千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」会場

千葉市美術館「板倉鼎・須美子展」会場
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