箱根・小涌谷に日本・東洋の美術品と考古遺品などを展示する私設美術館「岡田美術館」が完成し、2013年9月7日（金）、報道機関に公開された。

パチスロ機・パチンコ機などを製造する株式会社ユニバーサルエンターテインメントが運営。同社取締役会長の岡田和生氏が収集した日本・中国・朝鮮を中心とした美術館で、館長には学習院大学名誉教授の小林忠氏が就任した。

明治時代に存在した欧米人向けのホテル「開化亭」の跡地に建設された建物は5階建てで、展示面積は約5,000平方メートル。建物正面には俵屋宗達「風神雷神図屏風」に想を得た、現代日本画家の福井江太郎氏による巨大壁画を設置。源泉掛け流しの足湯も設けられた。

日本の江戸時代～現代の絵画、古九谷・鍋島、仁清や乾山の京焼、中国の古代から清朝までの陶磁、高麗・李朝の陶磁などを展示する開館記念展「日本・東洋 美の遺産展」は、2013年10月4日（金）～12月30日（月）に開催される。

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発信：インターネットミュージアム