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    アフガニスタン流出文化財102点が返還へ
    (掲載日時:2015年8月5日)
    アフガニスタン流出文化財102点が返還へ
    (左から)東京国立博物館 井上洋一 学芸企画部長、流出文化財保護日本委員会 野口昇 委員、流出文化財保護日本委員会 宮田亮平 委員長、駐日アフガニスタン・イスラム共和国大使館 アフマド・バシール・ガフーリ 一等書記官


    戦乱によりアフガニスタンから日本に流出した文化財がアフガニスタン側に返還される事になり、2015年8月5日(水)、都内で記者発表が行われた。

    2001年にタリバーンがカブール博物館所蔵品やバーミヤン石仏などの破壊命令を出した事を受け、故平山郁夫ユネスコ親善大使が主導し流出文化財保護日本委員会を設立。

    同委員会はユネスコからの委託を受け、戦乱下でアフガニスタンから不当に国外に持ち出され、世界のブラックマーケット等を通じて最終的に日本に辿り着いた《ゼウス神像の左足》《カーシャパ兄弟の仏礼拝図》など102点を保護・保管していた。

    本年5月、アフガニスタン側から返還の要請があり、2016年に九州と東京で開催される特別展で流出文化財のうち15点を展示した後、全点をアフガニスタンに返還する事が決定。返還後は展覧会で世界各国を巡回した後に、アフガニスタン国内に戻る。

    返還決定を受け同委員会の宮田亮平委員長は「文化財の保護に情熱を捧げた平山郁夫氏も喜んでいるのでは。(2009年に没した平山氏は)今年で没後6年、ちょうど七回忌にあたるこの年に発表できるのも縁かと思う」と語った。

    特別展「黄金のアフガニスタン ─ 守りぬかれたシルクロードの秘宝 ─ 」は、九州国立博物館で2016年1月1日~2月14日、東京国立博物館・表慶館で2016年4月12日~6月19日に開催される。

    東京展にあわせた時期に、東京藝術大学大学美術館 陳列館で、破戒された大仏の天井壁画などを再現して紹介する事も発表された。
     発信:インターネットミュージアム
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