
左は海軍時代の栃錦
2015年10月22日(月)、東京・墨田区の相撲博物館で「大相撲と戦争」展が開催されている。
戦後70年を機に企画された展覧会で、日中戦争・太平洋戦争下の大相撲の様子を中心に紹介するもの。
日中戦争に従軍し重傷を負いながら、復員後は横綱まで上り詰めた吉葉山、海軍に応召され静岡で戦闘機の迎撃にあたり、後年は「栃若時代」を築いた栃錦など、戦争に直接関わった力士の資料を展示。東条英機が「必勝」としたためた九州山の化粧廻しなど、貴重な資料も展示されている。
あわせて戊辰戦争、日清戦争、日露戦争などと相撲の関わりも紹介される。大相撲と戦争の関わりを本格的に紹介する展覧会の開催は初めて。
「大相撲と戦争」は相撲博物館で、2015年12月24日(木)までに開催。観覧料は無料。
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