
左から、岡本美津子(東京藝術大学副学長)、諏訪内晶子(ヴァイオリニスト)、澤和樹(東京藝術大学学長)、松井冬子(日本画家)、松下功(東京藝術大学副学長)
東京藝術大学は2017年10月4日で創立130周年を迎える事を記念し、「チャレンジする東京藝大~感動を呼ぶ芸術~」と題してさまざまな記念事業を開催する。
中核となる企画「GEIDAI 130 ARTS」プロジェクトでは、130周年に限定した展覧会・演奏会を実施。
「藝「大」コレクション パンドラの箱が開いた!」展では、同大が所蔵するコレクションを広く公開(2017年7月11日~9月10日)。
「戦没学生のメッセージ~戦時下の東京音楽学校・東京美術学校」では、戦時下の音楽活動を検証(7月30日)。
「素心伝心 クローン文化財 失われた刻の再生」バーミヤンからシルクロードを経て法隆寺に至るまでの「壁画の道」をたどる(9月23日~10月26日)
「130周年記念メディア・アート展示(仮称)」(12月26日~2018年1月9日)、「130年記念音楽会(仮称)」(1月6日~1月8日)なども実施される予定。
記者発表には130周年記念アンバサダーに就任した、ヴァイオリニストの諏訪内晶子さんと日本画家の松井冬子さんも登壇。「国立大学で美術も映像も音楽もある学校は世界的にも珍しい。記念事業を通じて最高峰の芸術大学を感じていただければ」(諏訪内さん)、「現在日本画家として活動できているのも藝大のおかげ。記念事業では在校生に刺激を与えられれば良いなと思う」(松井さん)と抱負を語った。
狂言師の野村萬斎さん、俳優・アーティストの伊勢谷友介さんもアンバサダーを務める。
発信:
インターネットミュージアム