
2019年10月18日(金)、東京・台東区の国立西洋美術館で「ハプスブルク展」のプレス向け内覧会が開催された。
ウィーン美術史美術館が所蔵する、ヨーロッパ随一の名門家であるハプスブルク家のコレクションを紹介する企画展。
ハプスブルク家は、ライン川上流域の豪族として出発し、13世紀末にオーストリアに進出。カール5世の時代には中南米やアジアまで領土を拡大し「日の沈まない世界帝国」を築いた。
15世紀以降は神聖ローマ帝国の皇帝位を代々世襲。第一次世界大戦後にオーストリア帝国が終焉するまで、数世紀にわたり広大な領土と多様な民族を統治した。
展覧会では絵画、版画、工芸など約100点を展示。神聖ローマ帝国皇帝マクシミリアン1世から、“最後の皇帝”ことフランツ・ヨーゼフ1世まで、8人の王族にもスポットをあてつつ、5章7セクションでコレクションの歴史をひも解いていく。
「ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史」は国立西洋美術館で、2019年10月19日(土)~2020年1月26日(日)に開催。観覧料は一般 1,700円、大学生 1,100円、高校生 700円、中学生以下は無料。前売りはそれぞれ1,400円、1,000円、600円で、2019年10月18日(金)23:59まで発売。
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ディエゴ・ベラスケス《青いドレスの王女マルガリータ・テレサ》1659年 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien

マリー・ルイーズ・エリザベト・ヴィジェ=ルブラン《フランス王妃マリー・アントワネットの肖像》1778年 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien

ヴェロネーゼ《ホロフェルネスの首を持つユディト》1580年頃 ウィーン美術史美術館 Kunsthistorisches Museum, Wien
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