
2019年11月1日(金)、東京・千代田区の東京ステーションギャラリーで「辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展」のプレス向け内覧会が開催された。
明治から大正にかけて日本の第一世代の建築家として活躍した辰野金吾(1854-1919)の没後100年を記念した、特別小企画展。
明治政府が設立した大学「工学寮」を首席で卒業し、英国に官費で留学。帰国後は教育者、在野の建築家として活躍し、日本の建築界の近代化に貢献。東京駅や日本銀行本店が代表作となる。
展覧会では、辰野が留学時代に出会った洋画家・松岡壽との関係に着目。学生時代の資料や東京駅の図面、松岡による絵画など、約70点を紹介する。
「辰野金吾と美術のはなし 没後100年特別小企画展」は東京ステーションギャラリーで、2019年11月2日(土)~11月24日(日)に開催。観覧料は一般 500円、高校・大学生 300円。
なお展覧会は、京都文化博物館、日本銀行金融研究所貨幣博物館にて開催の辰野金吾没後100年に関する展覧会との連携企画となる。

松岡壽《辰野金吾肖像》1921年、辰野家

辰野・葛西建築事務所《中央停車場建物展覧図》1911年頃、鉄道博物館
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