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    レポート
    学習資料展 「昔のくらし探検」
    松戸市立博物館 | 千葉県
    80年前の農家、ご飯を炊くには?
    「ガスや水道が無いくらし」って、食事は? せんたくは? 冬になったら? 松戸市立博物館で、80年前の農家にタイムスリップしてみましょう。
    一人ひとりがお膳を使って食事をしていました
    実際に松戸にあった農家の暮らしをモデルにした構成です
    肥桶(こえおけ)は2つで60kg。中身をこぼさずに運ぶのは大変でした
    「くらす」には、着物をかける衣桁(いこう)、衣類をしまう行李(こうり)など
    脱穀用の道具が並ぶ「たがやす」
    蚊帳はまわりにいる蚊をうちわで追い払ってから、蚊が入らないように身を低くしてすばやく入るのがポイント
    手押しポンプ。力の弱い子供でも水が汲めます
    昭和37年の常盤平団地の再現展示
    総合展示室では旧石器時代から現代までの松戸を紹介
    松戸市立博物館で毎年開催されている「学習資料展」。小学校3年生の社会科「きょうどにつたわるねがい ―昔のくらし―」に合わせた企画です。

    今年も実際に松戸にあった農家をモデルに「住まう」「食べる」「着る」「くらす」「たがやす」を紹介していきます。


    会場

    展示されている道具は触ったり動かしたりできるものが多いので、当時の生活をリアルに実感できます。「手押しポンプを押してみよう」「蚊帳に入ってみよう」など、道具を用いたチャレンジコーナーもあります。

    「食べる」のエリアでかまどの上にあるのは、羽釜(はがま)やせいろなど。水道が無いので、水は井戸から汲んで水瓶に入れて置きます。食事はそれぞれが自分のお膳で。汁椀やご飯茶碗を置く場所が決まっている日本の食事作法は、この時代に生まれました。


    「食べる」のエリア

    肥桶、蚊帳、火鉢、機織り…。80年前の暮らしは親世代にとっても経験がなく、家事に関わる負担の多さには驚きます。ただ、大人もこどももそれぞれが役割をもつ暮らしは、家庭の原点を垣間見るようにも思えました。

     

    企画展の関連展示として、2階の総合展示(常設展)も案内されています。ここには昭和37年当時の常盤平団地が再現されており、白黒テレビや電気釜など、今から50年ぐらい前の暮らしを見ることができます。


    昭和37年の常盤平団地

    最後に、松戸市立博物館についてもご紹介しましょう。総合公園「21世紀の森と広場」の中にある同館は、1993年の開館。2階の総合展示室では旧石器時代から現代までの松戸の移り変わりを紹介しており、野外には3棟の縄文時代の竪穴住居(復元)もあります。


    総合展示室

    松戸市立博物館ならではの楽しい試みが「小学生学芸員」。5月~翌年2月まで、11回にわたって米づくりを体験し、その成果を展示として発表するものです(対象は小学4~6年生)。松戸市立博物館の公式サイトで4月から募集が始まる予定です。(取材:2013年2月19日)


     
    会場
    会期
    2013年1月22日(火)~3月31日(日)
    会期終了
    開館時間
    9:30~17:00(ただし、入館は16:30まで)
    休館日
    毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)
    毎月第4金曜日(原則)
    年末年始
    4月29日(開館記念日)、5月3日(憲法記念日)、5月18日(国際博物館の日)・6月15日(千葉県民の日)、11月3日(文化の日)は、観覧無料
    住所
    千葉県松戸市千駄堀671
    電話 047-384-8181
    公式サイト http://www.city.matsudo.chiba.jp/m_muse.html
    料金
    無料
    展覧会詳細 「学習資料展 「昔のくらし探検」」 詳細情報
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