《黄道十二宮》

この作品の応援メッセージを見る


黄道十二宮

堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)


19世紀末、アール・ヌーヴォーの代表的芸術家であるアルフォンス・ミュシャの有名なリトグラフ作品です。

黄道とは、太陽1年で1周する天球上の道、十二宮とは、その軌道上の12の星座のことです。

当初カレンダーとして制作されると人気となり、室内を飾るためのポスター「装飾パネル」として転用されたのが本作です。背景には12星座のモチーフが描かれており、女性の顎の先にあるのが「牡牛座」です。


担当者からのコメント

日本の暦の12の干支に対し、西洋の暦の12星座。自分の生まれ年の干支や生まれた日の星座でその人の性格や運勢を占うなど、日本人にとってはどちらも馴染み深いですよね。

この両方に「牛」が登場し、その登場順がどちらも2番目、そして十二支の牛は天神の使いとして、12星座の牡牛はゼウスが姿を変えた動物としてそれぞれ神にちなんだ動物としても共通点があるのも興味深いです。

堺 アルフォンス・ミュシャ館では3月13日から暦をテーマにした展覧会を開催予定です。

《黄道十二宮》も出品予定ですのでお楽しみに!3月8日までは「ミュシャとアメリカ」展を開催中です。

この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
【公益財団法人 ポーラ伝統文化振興財団】学芸員募集! [ポーラ伝統文化振興財団(品川区西五反田)141-0031 東京都品川区西五反田2-2-10 ポーラ五反田第二ビル]
東京都
北海道標津町文化財担当職員募集 [標津町ポー川史跡自然公園]
北海道
令和8年4月1日付採用 栃木市職員募集! [栃木市]
栃木県
学芸員募集中!奄美和光園交流会館 [奄美和光園交流会館]
鹿児島県
高知市職員(発掘調査員)募集 [高知市民権・文化財課]
高知県
展覧会ランキング
1
国立科学博物館 | 東京都
特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
開催中[あと49日]
2025年7月12日(土)〜10月13日(月)
2
東京国立近代美術館 | 東京都
ミュージアムで謎解きを ミュージアムラリー2025
開催中[あと34日]
2025年8月6日(水)〜9月28日(日)
3
東京国立博物館 | 東京都
特別展「江戸☆大奥」
開催中[あと27日]
2025年7月19日(土)〜9月21日(日)
4
国立西洋美術館 | 東京都
スウェーデン国立美術館 素描コレクション展―ルネサンスからバロックまで
開催中[あと34日]
2025年7月1日(火)〜9月28日(日)
5
東京都美術館 | 東京都
ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢
開催まであと18日
2025年9月12日(金)〜12月21日(日)