《兎児爺(トゥアルイエ)》

この作品の応援メッセージを見る

中秋節の土人形《兎児爺(トゥアルイエ)》 中国・北京市 20世紀前期 高73.5㎝

天理大学附属天理参考館


中秋節は、一年で最も美しい満月が見られる日とされます。かつて中国では、中秋節になると庭に祭壇を設け、瓜・枝豆・月餅(げっぺい)・鶏頭花(けいとうか)などを供えて月を愛(め)でました。この時に、杵で仙草をつく兎をかたどった土人形「兎児爺」を一緒に並べることがありました。

中秋節の行事に兎児爺を祀るようになったのは、明朝の時代以降ではないかと考えられています。日本では「兎が月で餅つきをする」といわれますが、中国では「兎が仙草をついて不老長生の仙薬をつくる」と考えられています。


担当者からのコメント

兎児爺の「爺」はお爺さんではなく、神様の意です。甲冑を身に着けた武人の姿で、蓮の花と水鳥に囲まれて鎮座しています。神様ですので目線は下です。下方から見ると目が合います。不老を願うのは難しそうなので、健康な1年でありますようにと願いたいです。


この作品の応援メッセージを見る
この作品に投票する
投票は締め切りました。たくさんの応援ありがとうございました。
おすすめレポート
学芸員募集
歴史的建造物と庭園で働きたい方を募集! [東山旧岸邸]
静岡県
阪神甲子園球場職員(歴史館担当) [阪神甲子園球場(兵庫県西宮市、阪神電車「甲子園駅」徒歩3分)]
兵庫県
【豊島区】学芸業務調査員募集 [郷土資料館、雑司が谷旧宣教師館、鈴木信太郎記念館、豊島区役所のいずれかの予定です。]
東京都
国士舘史資料室 準職員(有期限職員)の募集 [国士舘史資料室]
東京都
【豊島区】学芸研究員募集 [豊島区立郷土資料館、雑司が谷旧宣教師館、鈴木信太郎記念館、豊島区役所のいずれか]
東京都
展覧会ランキング
1
アーティゾン美術館 | 東京都
クロード・モネ -風景への問いかけ
開催まであと27日
2026年2月7日(土)〜5月24日(日)
2
寺田倉庫G1ビル | 東京都
ガウディ没後100年公式事業 NAKED meets ガウディ展
開催中[あと63日]
2026年1月10日(土)〜3月15日(日)
3
国立新美術館 | 東京都
ルーヴル美術館展 ルネサンス
開催まであと241日
2026年9月9日(水)〜12月13日(日)
4
東京都美術館 | 東京都
スウェーデン絵画 北欧の光、日常のかがやき
開催まであと16日
2026年1月27日(火)〜5月12日(火)
5
東京都現代美術館 | 東京都
エリック・カール展 はじまりは、はらぺこあおむし
開催まであと104日
2026年4月25日(土)〜7月26日(日)