《干支絵馬(巳・蛇と宝珠、小判)》

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《干支絵馬(巳・蛇と宝珠、小判)》 収集地:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野元町/阿倍王子神社(王子神社) 年代:1977年頃 作品番号:MS006711 素材・技法:木、アルミニウム

武蔵野美術大学 美術館・図書館 民俗資料室


蛇と宝珠、小判をあしらった絵馬です。金属の表面に鏨(たがね)で文様を彫ったり、彫った模様に別の金属を嵌め込み(象嵌)色や質感の違いによって模様を表現する彫金という技法が用いられています。蛇と小判が金色に輝き、一層きらびやかさが増しています。


担当者からのコメント

蛇は古くから神として神話などに登場しています。水神として雨や治水を司ったり、弁財天の使いとして金運を司ったり、ネズミを捕食することから豊穣の神とも言われています。干支を描いた絵馬は、かつては自分の干支にあたる動物の絵馬に願いを書き奉納されていたようですが、現在ではその年の干支を描いた絵馬が広く採用されています。ちなみに十二支絵馬の動物は左向きのものが多いそうです。是非向きにも着目して絵馬を楽しんでみてください。皆様にとって素敵な1年となりますように。

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