明治から昭和にかけて明石での俳句文化の醸成に貢献した俳人横山蜃楼(しんろう)にスポットをあてた展覧会。
蜃楼は大阪にて活躍した俳人松瀬青々(せいせい)に師事し、30歳で所属する倦鳥派の大家となるほどの俳句の才を持ち、大正14年(1925)に創刊した俳誌「漁火」は門下詩友が全国に及ぶなど、彼の与えた影響は明石だけに止まりません。また、俳人でありながら緻密なスケッチを残すなど絵を描くことも得意としました。
本展では、蜃楼の自筆短冊や植物のスケッチ、同門俳人の短冊の展示を通して、蜃楼の俳句が表現する四季をたどりながら、彼の業績を紹介します。
【関連事業】 ※観覧券が必要です
① 俳句対談《要申込み》
内容:横山蜃楼と明石の俳句文化について、「いぶき」代表 今井豊氏、「南風」顧問 津川絵理子氏のお二人にお話いただきます。
日時:令和7年6月7日(土)13:30~15:00
話者:今井豊氏(「いぶき」代表)、津川絵理子氏(「南風」顧問)
場所:当館2階大会議室
② 投句ライブ《申込み不要》
内容:みなさまからの投句を選者と参加者みんなでリアルタイムで選句します。
日時:令和7年6月22日(日)13:30~15:30
司会:今井豊氏(「いぶき」 代表)
選者:堀瞳子氏(俳人協会評議員、「鳳」副主宰、「運河」同人)、常原拓氏(「秋草」会員)
場所:当館2階大会議室
<俳句ライブの流れ>
選者挨拶
選句 司会による全句読み上げ
参加者全員で選句と作品への意見交換
まとめ
<投句受付方法>
6月22日(日)の12:30~13:25の間に、当館2階大会議室のイベント受付にて、当館指定の用紙に自作俳句を書き込みご提出ください。
(先着50名2句出句)
③ ギャラリートーク《申込み不要》
日時:令和7年5月24日(土)13:30~、6月14日(土)10:30~、13:30~(各30分程度)
講師:当館学芸員
場所:当館1階特別展示室
*各イベントでは、手話通訳者の派遣が可能です。希望の方は各イベント開催の2週間前までに電話もしくは当館HPの問合せフォームよりご連絡ください。